東工大B1-3Qの所感など
毎Q(できれば)書きたい所感などのシリーズの第三弾です。これから東工大を目指すみなさまには空気感に、特に23B以降のみなさまには履修の参考にしつつ、教授ガチャに触れてほしいと思います。語彙の注釈などは気分でします。
前回の記事時点で予告された通り、2022年度後期に開講される講義は原則対面での開講となりました。ご注意ください。同様に、大学名の変化によってみなさまがこの記事を読んでいる時点だと以下の話が参考にならなくなる場合がありますことをご了承ください。
- 英語第三(RW)
- コンピュータサイエンス第一
- 科学史
- 生命実験
- 量子力学
- 線形代数学第二
- 線形代数学第二演習
- TOEIC対策セミナー第三
- ウェルネス実習
- 電磁気学基礎
- 生命科学基礎第二1
- 物理学演習第二
- まとめ
英語第三(RW)
はじめに英語科目の履修形態について。RWというのはReading&Writing、同じくLSはListening&Speakingのことです。RW→LSとLS→RWの順番は選ぶことができますが、教授は選べません。いつの間にか入っていたような気がします。ユニットもバラけます。私はRW→LSという選択なので第三第四でRW、第五第六でLSのクラスを履修することになります。
さて、軽い!本当に軽いんだ!(MTG)
英語第一第二がまるで嘘だったかのように負担が減りました。2Q→3QでQoLが10割増しになりましたが、そのうちの5割は英語に起因しています。残りは教職課程のための履修を止めたこと。
私のクラスの授業は、授業内でちょっとした英語の新聞記事(東工大英語より短い、地方国立くらい?最悪の例えですが)を読んで、指名しつつ問いに答えて最後に小テストをやって100分おしまい課題無し、Qの最後にだけ少々重めのレポート提出を課すといった感じでした。他の英語クラスについても、話を聞く限り苦しそうな教授は二人程度でした。私の第一第二の教授に当たっている人の話を聞いて心が痛む……蠅の王を読ませているらしいです。グロテスクだろ絶対!必修でやらせるな!
普遍的に一番辛いところは一限であるところですね。頑張って起きるしかないです。冬が深まるにつれて難易度が上がります。
コンピュータサイエンス第一
軽い!本当に軽いんだ!2
南のセブンが入っている建物にコンピュータ演習室のようなMacが60台くらいある教室が2つありまして、そこで行われます。内容はpython。01でできた画像を動かしたり二分探索とかをやりました。ABCのA問題が解けるか解けないかくらいの実力で十分だと思います。課題は週1。先生がフランスの方で、年末年始休みまくって4Qになっても成績が出なかったのがおもしろポイントでした。先生によらず提出すれば絶対に点数が来る科目だと思います。これのおかげでGPAが見られるものになっている。
科学史
文系教養科目。内容は科学の歴史というより科学がどうやって科学になったかの過程を説明するものでした。想像と違った…… 哲学から徐々に変わっていったんですよ~とかの話が多めで、現代の話がほぼ0で悲しかったです。観測精度の高まりとともにこういう分野が隆盛してきて~みたいな話が聞きたかったので期待外れではありましたが、興味の持てるところしかやらない世界史が面白くないわけもなく、楽しめました。
課題は博物館に行って科学史と絡めた感想を書くレポートと期末テスト。レポートはある程度中身のある文章で文字数を埋めれば高得点が来そうです。テストは過去問前提かも。
生命実験
後期の実験はこれと化学が開講されていると思います。同じ隔週ですが化学の方がキツいかな?TAが教室に6人くらいいるので聞きまくりで進められます。魚捌いて点数が来る神科目。スケッチが苦しい人はちょっとつらいかも。どこまで書けばいいのかということは結局分からず、前日に苦しい苦しいと言いながら雑なレポートを提出する日々でした。これを取ったことで100番台すべての実験をコンプリート。理科教職勢はこんなもんですね。やめたほうがいいと思います。
量子力学
化学の時間に入っている癖に物理です。波動関数、ハミルトニアン、井戸型ポテンシャルなどをやりました。私のクラスは教科書通りに進んだのであまり言うことはありません。俺はテストで7章のところが出されて爆発しました。一次元井戸型ポテンシャルでなんとか得単。
線形代数学第二
2単位。演習と合わせると3単位。
気をつけてください。CAPに引っかかる可能性があります。内容は表現行列とか固有値など。最後までよくわからなかった……なぜ得単できたのかもよくわからない。前期の内容も計算しかできないくらいで後期を取ったのが悪かった可能性が高いです。数学があまり得意ではないなら点数のためにはグロ理とか英語を取った方がいいと思います。
線形代数学第二演習
同上。強いて言うなら演習の方がわかりやすかったですね。前期ほど連動していないので演習のほうが進度が早いこともあります。
TOEIC対策セミナー第三
毎回あっち指定のグループでグループワークさせられるし毎回の単語テストはやけに難しいし内容に勉強になるものはないし、金フレやって過去問解く時間にしたほうがいいです。個人的に自主的に水曜に英語をやる難易度が高いので履修しました。先生が悪く、あんまり点数も来ませんでした。追加の英語で点を取る方法はTwitterにいっぱいあるのでTwitterにいる人になってください。
ウェルネス実習
テニスでした。楽しかったです。遅刻と欠席で点数がちょっと落ちた。悲しい。
電磁気学基礎
話聞いても聞かなくてもわからなかった。高校範囲の公式の原理を説明してくれるのかと思っていましたが特にそんなこともなく……全然イメージも湧かず……3Qの間は磁場がありませんでしたが先生によると思います。双極子を扱って演習の問題を解いたら得単しました。
生命科学基礎第二1
面白くなり、必修ではなくなり、面白くなり、テストが難しくなりましたが、面白かったです。全員取れ!面白いですよ。なぜみなさんはそんなに生物が嫌いなのか。
物理学演習第二
電磁気学基礎と同じ内容を取り扱うはずです。板書はできるだけやりましょう。理学院はAに固まっているのでBクラスだと板書で無双できる可能性があります。手を挙げる人が一人のこともしばしば。私は一回でそこそこでした。テスト無しでこれなら満足。
まとめ
3Q終わりにアレに感染り、全てがパーになりました。そしてこのブログを書くタイミングを逸し、B2になってこれを書いています。ちなみに実験レポートの現実逃避です。
みんな~~4Qも頑張って~~多分4Qが一番軽いよ~~
繰り返しますが、私の受けた授業の感想であり、先生によっては全く違う形式の可能性が高いです。そうでなくてもこの大学は激動ですから、参考にして痛い目に遭っても自己責任でお願いします。本当によろしくお願いします。